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今年のクリスマス祝会は、動画と舞台上演を交えた新しい形に挑戦しました。多くの制限の中ですが、新しい試みに挑戦する好機としてステパノの子どもたちは前向きに一つひとつの行事に取り組んでいます。

聖劇動画　小学生

小学校高学年はイエス・キリストのご降誕を祝う聖劇を動画にしました。場所を選ばずに行える動画撮影の良さをいかし、それぞれの場面にあった場所を学内で探しながら撮影を進めました。マスクを外して行うため、しゃべらずに演技をする演者と、編集した動画に声を吹き込む声優にわかれるなどの工夫も凝らしています。また低学年は主の祈りや聖句の暗唱など、それぞれの学年でクリスマスをお祝いする様子を動画にしました。

オリジナル劇　中学生

中学校は聖書のメッセージを込めたオリジナル劇を各学年で考えて、海の見えるホールで上演しました。脚本も監督もすべて自分たちで担っての劇は初めてでしたが、クラスでよく話し合いながらそれぞれ工夫を凝らした劇を作り上げることができました。

中１オリジナル劇『スーパードクター』
腕は一流だけど周囲と連携をとろうとしない医者の物語。ある日仲間の医者たちは、彼がたったひとりで病気と立ち向かおうとする理由を知ります。かれらは協力して難病の治療法を見つけることができるのか！？

中２オリジナル劇「失われたクリスマス～夢と友情の物語～」
「この国ではクリスマスを祝うことを禁止する！」突然の王様の宣言に大混乱する国民たち。話を聞いた旅人は、クリスマスを取り戻すための戦いにでます。照明や音楽にもとことんこだわり抜いた力作です。

中３オリジナル劇「Hope & Dream　～神様からの贈り物～」
勉強は得意だけど内気なのぞみちゃんと、空手が得意で社交的なゆめちゃん。二人は同じ高校を目指してがんばることを誓いますが、お父さんから厳しい言葉を言われて落ち込んでしまいます。ふたりが悩んだ末に出した結論とは何だったのか。進路に揺れる中３の生徒たちが等身大でつくり上げた渾身の物語です。